ラグビーをほとんど知らない人のための内容です。ラグビーワールドカップが始まったから、なんとなく見てみよう。彼氏に聞いたら熱く語られて余計にわからなくなった。本屋でルール本を買ってまでのめり込むつもりもない。とりあえずこの一ヶ月半、巷で話題に乗り遅れないよう最低限のルールだけ知っておきたいというレベルの方向けです。

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世界一簡単なラグビーの基本ルール

ラグビー

  • 細かいルールは面倒臭いので覚えなくていい。
  • 何試合か見たら、何となくわかった気になるからそれでいい。

というコンセプトです。ラグビーに詳しい方からするとツッコミ所満載かも知れませんが、あくまでにわかファンの人向けとしてご容赦ください。

他のスポーツなどと比べながら、なるべく簡単に説明します。

 

ラグビーのグラウンド

サッカーとほぼ同じ大きさです。今回のW杯では12会場あるうち、9会場がJリーグのスタジアムを使います。サッカーゴールの代わりにH形のポールが立っています。ちなみに、試合を見ているとよく「22mライン」といった専門用語が出てきますが、にわかファンには難しいので覚えなくてもよいです。

 

ラグビーの基本ルール

ラグビーとは、極端に言えば陣取りゲームです。図のように、ボールがある所に仮想のラインを引いてください。基本的に両チームともこのラインを超えてプレーしてはいけません。

図のように、赤いチームが右へ、青いチームが左へ攻めるとします。

ラグビールール

  • 赤い選手は、ボールより前(仮想ラインより右側)にいてボールを受け取ってはいけない。また、ボールより前にパスを出してもいけない。(ただし、キックだけは前に蹴ってもOK)
  • 青い選手は、ボールより向こう側(仮想ラインより左側)からボールを奪いに行ってはいけない。

つまり、常に仮想ラインを境に右と左に分かれて、両チームが押し合いへし合いしながら、相手陣地に進んで行くのがラグビーです。

攻めるチームは、相手にぶつかって大勢で押していったり、横や後ろにパスをつないで走ったり、時には前にボールを蹴ってそれをみんなで追いかけて攻めていきます。そして、最後に相手陣地の先へトライ、または相手側のH形ポールにキックして入れば、得点がもらえます。

以上のことだけ覚えればもう十分です。とにかく、ラグビーはボールのある仮想ラインを押し合うスポーツです。

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世界一簡単なラグビーの基本ルール・反則とは

ラグビールール

反則の種類が多いのも、ラグビーのルールを難しくする理由の一つです。だけど、以下の2つだけ覚えれば、何とか試合は観戦できます。

  • ボールを前に投げてはいけません(スローフォワードという反則)。
  • ボールを前に落としてもいけません(ノックオンという反則)。

あとは、うずくまったまま、ボールを離さないのも反則です。

ボールを独り占めしてはいけません。

または、相手の首より上にタックルをかましてもいけません。大怪我します。ほかには、スクラム(8人で組み合うラグビー特有のアレ)をワザと崩してはいけません。ずるいです。

といったように、要はスポーツマンとして悪い事はみんな反則です。

ただ、繰り返しますが、スローフォワードとノックオンさえ覚えていればOKです。

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世界一簡単なラグビーの基本ルール・得点とは

ラグビー

 

  • トライ(相手陣地の先にボールを置く、もしくは地面にあるボールを上から押さえるだけでもよい)をすれば、5点が入ります。
  • トライした後は、ポールに向かってキックすることができ、見事入ればさらに2点がもらえます。キックする場所は、トライした場所が真ん中なら真ん中から、トライした場所が端っこなら端っこからキックします。
  • その他、相手が反則した場合、その場所からポールに向かってキックすることもできます。この時は3点が入ります。どの反則でキックできるかは覚えなくてもいいです。みんなで一緒にTVを見ているならお隣の人に聞いてください。(もしかしたら、その人も答えられないかも知れません。。。)
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世界一簡単なラグビーの基本ルール・ポジションの特徴

ラグビーワールドカップ

 

ラグビーは、大きく分けて、前線にいる人をフォワード

後ろで構えている人をバックスと言います。

●フォワードは重戦車のようで、力士並みにごつい人たちです。攻守の最前線で相手とガンガンぶつかるのが役目です。

ちなみに、トンガのベン選手は155kg。横綱白鵬が158kgだから、幕内力士が大勢でぶつかってくるイメージです。それがラグビーです。

 

●バックスは フォワードから回ってきたボールを持って走って、トライを取りに行く人です。100mを10秒台で走る人も多くいます。

ちなみに、昔ラグビー選手が100mで日本記録を出して、陸上の日本代表に一度選ばれたこともあります。

ラグビールール

ところで、矢印で示したポジションはスクラムハーフといい、唯一小柄でも務まるポジションです。今回の日本代表の田中選手、流選手はともに身長166cm。下手すれば現代の女性と同じ背丈の選手ですが、そんな人が横綱並みの相手にタックルするのです。

世界一簡単なラグビーワールドカップの勝ち負け予想

以上のように、ラグビーは力士並みの選手がぶつかり、陸上短距離並みの選手が走ります。

 

関脇が横綱に何度ぶつかっても勝てないように、また、高校陸上部の選手がオリンピック選手と何度走っても勝てないように、ラグビーも身体能力の差がそのまま試合の勝敗に直結します。だからこそ、番狂わせの少ないスポーツなのです。

 

また、サッカーは元々あまり点が入らないので、たまたま弱いチームが1点入れて、たまたま強いチームが1点取れなかったら、番狂わせが起きますが(よく大学生のチームがJリーグを負かすこともあるが)、ラグビーは何十点も入るスポーツなので、1点の誤差が少なく、結局強いチームが勝つことが多くなります。

 

だからこそ、4年前に日本が優勝候補の南アフリカに勝ったことは、今でも世界のラグビー界で史上最大の番狂わせと言わるのです。

 

そして今回、史上初めてラグビーW杯がアジアに来ました。

 

ラグビーは主に、オセアニア、ヨーロッパ、南アフリカが圧倒的に強く、彼らが世界を牛耳ってきました。今回のW杯招致の際に、元首相で今大会の会長の森さんが「伝統国だけでパスを回すのか!」と訴えて、日本開催に漕ぎ着けたそうです。

これまでのW杯で、日本は弱小国扱いされてきたので、試合日程も中3日と間隔が狭く、非常に不利を強いられてきました。しかし、今回は開催国の利も活かし、リーグ戦4試合全てが1週間毎に行われます。これは他国に比べて非常に有利です。(ラグビーは1試合終わった後の疲労が大きく、回復に時間がかかります。それゆえ、今までオリンピックでは日程が収まらないとの理由で開催されませんでした。)

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世界一簡単なラグビーワールドカップの通と思わせる一言

ラグビーワールドカップ

 

これを言ったら「おっ!」と思われる一言を考えてみました。

  • 「田村のキックで試合の流れが変わるよね」
    今回の日本代表から、司令塔の田村選手がキックを多用して攻める機会が増えました。つまり、田村選手のキックの成功の可否が日本代表の勝敗を左右するかも知れません。
  • 「ルークの大阪弁うまいよね」
    日本国籍を取った、今大会4度目のW杯に臨む、大阪の近鉄ライナーズに所属するトンプソンルーク選手は、日本語も流暢で大阪の生活に溶け込んでいるようです。
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世界一簡単なラグビーワールドカップの優勝候補解説

ラグビーワールドカップ

最後に私の勝手な優勝候補を挙げました。

  1. ニュージーランドは10年間世界ランク1位でした。開幕直前で2位に落ちたものの、今回史上初の大会3連覇がかかっています。間違いなく優勝候補1でしょう。
  2. 現在世界ランク1位のアイルランド。日本と第二戦で戦います。アイルランド国民は世界中に散らばっていますが、彼らの愛国心は非常に強く、今回も日本全国のアイリッシュパブで盛り上がるでしょう。悲願の初優勝も手の届くところにいます。
  3. イングランドは、前回の日本代表監督だったエディーさんが監督として率いています。若い選手も多く、個人的に応援しているチームです。

 

以上、なるべく簡潔にラグビーのことを書いたつもりですが、少しはラグビーを観てみたいという気になっていただけたでしょうか?

とにかく、

  • ボールに仮想ラインを引いてください。
  • ボールを前に投げたり、前に落としてはいけません。
  • 前線で力士並みの選手がぶつかり、後方から陸上競技並みの選手が走るスポーツです。
  • トライは5点、その後のキックは2点、反則からのキックは3点です。

これだけ覚えれば、これからの1ヶ月半、職場で家庭でラグビー観戦が楽しめると思います。

 

ところで、ラグビーをよくご覧になると審判に楯突く選手は誰一人いない審判を欺く選手もいないことに気付くかも知れません。不思議だと思いませんか?

野球なら判定に文句をいう選手がいるし、サッカーなら足が引っかかってもいないのに転ぶ選手がいます。ラグビーにおいては審判は絶対であり、激しいスポーツ(時には危険を伴う)であるが故に、どんなに熱い試合になっても選手たちは常に冷静で紳士なのです。

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さいごに

ラグビーワールドカップ日本開催これをきっかけにラグビーを少しでも親しみ観戦を楽しんで頂けたら幸いです。

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